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こちらのコーナーでは、皆様からの質問・疑問にお答えします。 |
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Q ・なぜフッ素ワックスは値段が高いのですか?
A ・簡単に言うと原料のフッ素の値段が高いのです。詳しく説明すると、原料のフッ素の値段にも安いものから高いものまでたくさんあります。皆さんが知っているフライパンや炊飯器の釜などにコーティングされている工業用フッ素樹脂は値段が安いほうでkgあたり1万円以下です。しかしこれをワックスに応用しても性能は思う程期待できません。性能が高いフッ素を使用してワックスを造るためには試薬品扱いのフッ素を使用して合成する必要があります。実はこれが高いのです。ちなみに当社が過去にフッ素メーカーに、合成を見積もってもらったフッ素はkgあたり180万円しました。しかし、この値段ではワックスに使用できないので、当社で合成することにしたのです。
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Q ・なぜビッグバンではベースワックスにフッ素ワックスを使用するのですか?
A ・保護用のワックスとしては、パラフィンワックスを使用するのが一般的です。これはフッ素ワックスの値段が高いので滑走性を問わない時には値段の安いワックスを使いたい、というのが実状でしょう。しかしフッ素ワックスの性状として「はっすい性」「はつ油性」「防泥性」を考えると、埃などを付着させないようにするにはフッ素ワックスを使用する方が、保存状態を良好に保つことができるからなのです。 |
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Q ・F55固形ワックスがホットワクシングしにくい問題について
A ・F55・F25の固形ワックスをアイロンで溶かして、ホットワクシングしようとするとゴムのようにへばり付いたまま、ワックスがのびない現象が生じます。これは通常皆さんが使っているフッ素ワックスよりもフッ素の含有量が多いためです。
パラフィンワックスの下地の後にフッ素低含有ワックスなどのワクシングを十分にこなしてからF55をワクシングするようにして下さい。
なるべく室温の高い場所で作業を行うようにし、アイロンの温度を上げたりすることは避けて下さい。 |
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